ウェブ制作

29
7月

ゲッティ詐欺について

Posted by j-sekino コメントは受け付けていません。


 
※掲示した画像は◯ッティ・イメージズさんのトップページに似ている気がしますが、きっと気のせいです。
 
先日の中国新幹線事故報道写真でもよく目にする◯ッティイメージズさんですが、同社商品(写真)の不正使用警告連絡が何故か「ゲッティ詐欺」と呼ばれています。

先ほど知人より連絡あり、◯ッティより依頼された弁護士事務所よりファックスが届いたそうで(文面は流通しているパターンと全く一緒)、ネットで色々調べた結果、どこかのサイトに書かれていたアドバイスに従い無視することに決めたそうです・・
(警察に通報したら無視していいと言われた。その後、連絡もないよ。というサイトがあったそうで)
民事の債権債務問題に関し大胆に警察が介入したり 「その後、連絡ない」って書いているのは何月何日が最終アップデートなんですか?とか、色々突っ込みどころ満載。
 
あのね。相手からの警告手段がどうであれ、不正使用は不正使用な訳で、どちらのブログかサイトか知りませんが、無視して解決するなら裁判所はいりませぬ。
(いきなり少額訴訟が提起されたら飛行機に乗って東京の裁判所に出廷するの?)
青天井で請求されかねないこちらの落ち度100%なのに、頭隠して尻隠さずでどうするの。
(相手はこちらの連絡先知っています)
古今東西、トラブル解決は初動ですよ。敵は作戦として、ゴメンナサイすれば減額するのを折り込み済だし。
 
それと不正使用の原因は第三者にありの場合ですが(ウェブ制作会社が勝手にとかオークションで素材DVD買ったとかネットの無料素材サイトで落としたとか)、当該写真を使用している者へ愚直に請求する◯ッティ側はそんなこちらの事情など関係ない訳で、それは単なる求償権の問題ですよ。
企業間の権利侵害行為で「善意無過失」ってのは通用しません。
 
翻って、不当に安いウェブサイト制作会社ってのはそういうリーガル面など知ったことじゃないパターンが多いそうですので、安物買いの銭失いとならぬよう気を付けましょう。
 
話を戻しますが、法律素人さんが錯誤しまくりの「ロイヤリティフリー」というキャッチフレーズを全面に出し、ウォーターマークなしでサンプル画像を無制限ダウンロードさせ、頃合い見計り顧問弁護士事務所名でお手紙を送る◯ッティ・イメージズさんとか◯マナ・イメージズさんってのは、ヤクザ以上のヤクザだと思います。

Category : ウェブマーケティング | ウェブ制作 | Blog